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歴史は何のために学ぶもの?高校の用語半減案は意味が分からない。

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もしかすると、これからの高校生はたくさんの歴史用語を覚えてなくても、よくなるのかもしれない。

高校の日本史、世界史で学ぶ用語を現在の半分弱の1600語程度に減らすべきだとする提言案を高校、大学の教員団体がまとめた。暗記項目を絞り、社会の成り立ちを流れで学ぶ歴史教育を重視する。歴史上の人物では坂本龍馬や上杉謙信らも削減対象とされている

ただ、気になるのは、高校で教える内容が減るとして、受験の内容も同様に減るのか?

 

私立や一部の国立大学では、受験で歴史がある。特に筆記試験は難関だ。受験生同士で差をつける為に、わざと難しい問題を出している。簡単な問題だと誰でも回答出来てしまって差がつかないからだ。

 

その為、高校の教科書が変わったとしても、大学入試の難易度が下がるとは思えない。今のままだろう。

 

今回の歴史の用語減らしは誰の為の提案なのだろうか?

受験生からすると、受験で出るのであれば、そういった用語が載っている参考書を買って勉強をしないといけない。そして益々、授業を聞かなくなるだろうね。

 

一方で、高校の先生としては、教える内容が減るので、楽になるだろう。でも、本当に歴史が好きな先生にとっては、残念な気持ちになるだろう。ストーリーを語る際に、幕末は坂本龍馬なしでは語れない。

 

歴史という科目はとても面白い。個人的にそう思う。歴史という科目の中で過去の偉人や建築様式、文学や絵画など様々なものを学ぶ。

 

特に海外旅行に行った際に強く感じる。知らないのと聞いたことがあるのとでは大きく異なる。

 

まとめ

ボクは、考え方には賛成だが、高校の用語半減案は反対だ。歴史=暗記がよくないので用語を減らすのは間違っている。

 

社内の成り立ちを理解して、考察出来る人間を作る為には、まずは暗記をしないと。

 

考える力を問う科目である数学にしても、公式の暗記から始まる。問題を暗記して、解き方を暗記している。それが積み重なっていき、応用問題にも対応出来るようになる。

 

例えば、慰安婦問題にしても、なぜこんなことになっているのか?歴史の中で誰が何をしてきたのか?

イスラム教の宗派ごとの対立がなぜ起きるのか?宗教の成り立ちから、なぜ宗派が分かれて、今はどうなっているのか?

アフリカでは民族紛争がなぜなくならないのか?

なぜ日本の借金はこれほど膨れ上がっているのか?

それぞれで覚えてないといけないことがたくさんある。

 

人類の歴史が長くなるにつれて、学ばないといけないことが増えていくのは当然。教科書から用語を減らすことが、これからの日本社会を支える人間を作ることにはならない。