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深夜にふと誰かに語りたくなったことを書いていくブログ

人生に目的に迷った時に読むといい本「後世への最大遺産」内村鑑三

 人生に目的ってなんだろう?何を目標にして生きればいいんだろう?

そんなことを、ふと考えたことないですか?

 

ボクは、ちょくちょく考えてしまいます。

そんな時は、「古きを訪ねること」をお勧めします。

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

 

この本ですが、明治27年の内村鑑三の講演を基にまとめられたものです。

 

内容を簡単にいうと、「この美しく素晴らしい地球に産まれたからには、何か後世に残していこうよ」というものです。それでは、何を残せばよいのでしょうか?

 

第一に残したいもの  = 金と事業

金を精一杯稼いで、自分が必要だと思うものに金を使う

商人ジラートの話

「妻は無し、子は無し、私にはなんにも目的はない。けれども、どうか世界第一の孤児院を立ててやりたい」と言って、お金を貯めて、社会の為にお金を使う。

金を貯める方法を知り、金を使う方法を知ることで、社会に貢献をする

 

でも、金を貯めるのは、本当に能力がいりますよね。更にそれを必要なことに使うことが出来るのもまた能力だと思います。

マイクロソフトのビルゲイツみたいに財団を作れる人は本当に一握りだと思います。

 

 

第二に残すべきもの = 思想

自分には実行する力がないので、思想を教育や執筆を通して、後世の人間に託す

山陽の話

「日本外史を綴り、王政復古の考え方の大切さを語り、国が一致団結し、徳川を倒して天皇の世を改めて作るべき」

 

その他の事例として、思想家のロック→ルソー/モンテスキューの流れなども紹介されていました。

 

第三に残すべきもの = 勇ましい高尚なる生涯(後世への最大遺物)

生涯の生き様をもって、人々にインスピレーションを与える

誰にでも出来るので、最大遺物

二宮金次郎の話

「幼くして両親をなくし、イジワルな叔父にこき使われるが、決して諦めずに勉強を続け、ついには、日本の農業に功労を残すまでになった。」

 

困難や不幸に打ち勝つことで大事業というものが出来る。その為、邪魔があることはいいこと。勇ましい事業と生涯を後世に残すことが出来る。とにかく、反対があればあるほど良い。

自分に人脈がない、金がない、学歴がないというほど面白い。これらの不足に打ち勝つことが出来れば、未来への遺物が大きくなる。もし金があり、地位があり、責任少なくして大事業をなしても何もない。種々の不都合、種々の反対に打ち勝つことが我々の大事業ではないかと思う。

そんな生き方が未来の子供たちへの最大遺物となる。

 

自分の信じる正義の為に立つこと、たとえそれが少数派であったとしても。人に流されて生きるよりも自分の信念に沿って一生涯を生きて、その生きざまを見た未来の人を勇気づける。