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深夜にふと語りたくなったことを書いていくブログ

【自動車業界の仕組み1】どんな仕事が自動車会社にはあるのか知っている?

自動車業界って、幅広いと思いません?僕はこの業界に入るまでは、自動車ディーラーと工場のイメージ。また、一部の賢い人が設計みたいなことをやっているのかぁって思っていた。でも、実際に関わることになって、よくよく調べてみると、予想以上に多くの人が関わっていることが分かった。

 

自動車会社の中

大きく2つの流れがある。①自動車を設計して販売する流れ。それと、②アドミニ部門と言われるどの会社にもある流れ。

①は、上流から、

生産企画(将来、どんな車をどこで作るのかを決める)

先行開発関係(燃料電池とか自動運転とか、素材とは触媒とか)

デザイン(車のデザインを粘土とかで作っている)

設計(車にある2万点の部品の設計)

調達(部品メーカーへの発注や値決め)

生産技術(工場で車を作る時に使う設備やロボット、システムを開発している)

生産管理(工場の生産計画をつくる、どこの工場で何台生産するか営業側と調整)

物流管理(生産に必要な部品の物流、完成車のグローバル物流など)

製造(日々の工場オペレーションを回している、ライン作業者とかライン管理者など)

営業企画(どこのディーラーでどれだけの車を出すかを生産側と調整)

営業/販売(各販売店との台数の調整、宣伝など)

アフターセールス(事故った車の部品の手配など)

 

だいたいこんな感じ。細かく言うと、他にもあるし、各部署の中でもいろいろな機能がある。

 

②は、どこの会社でもあるが

人事、経理、総務、広報、環境、安全、組合、渉外、ITなど。

 

自動車会社の外

ここがかなり広すぎて良く分からないけど、分かる範囲で書いてみる。

部品メーカー(2万点の部品を作っている、更にその構成品も合わせると10万点くらいらしい。軽自動車と高級車じゃ全然違うから一概には言えないけどね)

運送会社(陸送、海運、空輸)

保険会社(製造業なので、工場とか輸送とか保険をかけているらしい)

金融会社(お金の調達)

会計監査(株式会社なら必要)

商社(部品の物流や倉庫オペレーションなど)

 

どれくらいの人が関わっているの?

下記のHPによると日本では530万人が自動車に関わる仕事をしているらしい。総労働人口の8.3%。12人に1人くらいの計算になる。結構な数の人が自動車でご飯を食べていることになる。

JAMA - 自動車産業

どれくらいのお金のインパクトがあるの?

資源がない国、日本はモノを輸入して加工して輸出して外貨を稼いで、資源を海外から購入している。日本にAppleとかGoogleみたいな会社があれば別だけど、今のところ、製造業が日本を支えている。同じHPの別ページのデータだけど、日本の総輸出の25%が輸送用機器らしい。1814百億円が輸送用機器。大きすぎて良く分からない。

JAMA - 自動車産業

さぁ、これからどーなる?

メディアの方々がしきりに電気自動車について叫んでいる。自動運転もそうだ。日本のような自動車でご飯を食べている国は、しっかりとこの影響を考えないと飯のタネがなくなっちゃうんじゃないかな?と思う。例えば、ガソリン車のエンジンって1~3万点くらいの構成部品で作られている。これが電気自動車のモーターになると100点くらいになる。おっ、部品メーカーとか輸送会社いらなくなるやん!その通り!電気なので、マフラーとかの配管もいらなくなるし、ガソリンスタンドもこんなにいらない。自動運転が始まるとドライバーもいらなくなるかもしれないし、運転席もいらないので、ハンドルもアクセルペダルもいらなくなるかも。そうなってくると、工場で高度な技術が不要になってきて、人件費の高い日本でモノを作る必要って本当になくなるかも。Appleが米国で設計だけして、台湾や中国で製造しているみたいな感じ。詳しくは別記事で書くけど、日本の自動車産業の将来って大丈夫?そんなことを感じる今日この頃。