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深夜にふと誰かに語りたくなったことを書いていくブログ

元Google日本法人社長のインタビュー記事を読んだのでシェアをします

レックス株式会社CEOの辻野さんをご存知だろうか?彼は、SONY出身で、Google日本法人社長を務められて方で、日本大企業と米国の大企業を経験された方である。現在は、ご自身で会社を創業されているが、キャリアの中で感じられた記事を読んだので、内容をまとめておく。

 

記事:

SONYと言えば、日本が誇る世界的に有名な大企業。なぜそこを辞めたのでしょうか?

 

辻野氏:

入社当初は、いろいろと難しいことにチャレンジが出来ていたが、末期には策士のような人に政治的にカンパニーを乗っ取られたり、プロジェクトを潰されるようになってきて、自分の思うようなチャレンジが出来るような環境ではなくなってきた。

 

記事:

Googleと日本企業の働き方や、体質の違いは?

 

辻野氏:

Googleは優秀でマジメな現場の社員に、権限を全て委ねて、上司はそれを追認するイメージ。また、②育成の概念がなく、いかに即戦力となる優秀な人を採用するかに膨大なエネルギーを使う。基本の採用指針は「自分より優秀な人を雇え」。➂中期計画というものは存在せず、3か月単位でトップがコミットメントを出して、それを受けて各部門、更には個人がコミットメントを作る。日本企業の場合は、膨大なコストと時間をかけて3年~5年の中期計画を作り、そしてそれに沿って、単年度の計画を作成するが、単年度の計画が出来たころには、世の中の流れが変わっているのが、今の社会。④稼ぐ部隊と稼ぐことを全く気にしなくてよい部隊に分かれている。例えばストリートビュー。これは儲からない。金のことを気にしないで、やりたいことをフルスイングで出来る。なぜなら世界最大の広告収入があるから。

 

記事:

日本のメーカーが学ぶべきことは?

 

辻野氏:

①スピード。日本は不明点があると持ち帰って調べて後日議論みたいなことがあるが、Googleは必ず会議中に答えを出す。アクションと責任者と納期が議事録で明確化される。議事録はGoogleドライブで共有。結論が出ない会議は、敬遠されて人が集まらなくなる。また、全社員のプロフィールが公開されている。学歴、職歴、3か月のコミットメント。その為、毎日知らない人からアポが入り、人が繋がっていく。②イノベーションの性質。日本は、既存の技術の延長線上にある継続的イノベーションに強い。その為、戦艦大和を作ってしまうし、インターネット時代に電波塔のスカイツリーを作ってしまう。Googleの発想は、破壊的イノベーションをベースにしている。➂現場主義。日本企業は、トップダウンの指示を、ムリ、ムダ、ムラをなくしながら完璧にやりきるのが最善。Googleでは、個人がやることに対して、資金面でも人材面でも支援するスタイル。現場はやりたいことをみんなに説明し、仲間を集める。

 

感想:

Googleで働いた経験がないので、感覚的にしか分からないが、優秀な社員が多く働いているのだろう。インターネットの時代、この言葉自体は既に古いものになっているのかもしれないが、未だに多くの日本企業は、昔のやり方を変えていない。表面的にはクラウドスカイプの導入はしているが、考え方、意思決定のやり方が昔のままだ。本当に大切なのは、どうのように意思決定を迅速化していくか。5年前と同じような意思決定をしていては、ビジネス環境のスピードについていけない。特に3か月単位のコミットメントという制度には驚いた。自分のコミットメントにも反映してみようと思う。