20代っていうのは、人生の中で一番制約が少ない時期でありつつ、
もっとも忙しい時期なのではないかと思う。
そして、20代をどう生きたかで、その後の人生は大きく決まってくる。
(ような気がする)
僕なりの視点で、いろいろと書いてみる。
やっておいてよかったこと
自分の能力を高めておく
自分磨きという言葉の方がしっくりくるかもしれないけど、
厳しい競争社会の中で生きていくには、人が欲しがるようなスキルを
習得していること。
▼例えば資格であれば、
X)誰でも取れるような差別化出来ない資格 (自動車免許、FP3級など)
O)汎用性があり人と差がつくような資格 (簿記2級、TOEIC860など)
※基本的には、ないよりもあった方がよいというレベル
これがないとスタートラインに立てないこともある
学生時代には、上で言っているレベルの英語、会計はもっておくべき
▼仕事のスキルであれば、
X)マニュアル作成、システム改善
O)マネジメント経験、プレゼン経験、交渉経験
※人を使うこと、人を動かすこと、組織を変えること、
核となる実務能力も大切だが、給料が高い人の仕事には、人に使う能力が必要
▼仕事の結果であれば、金に関わるもの
X)仕事の効率化 (工数削減系の改善)
O)金額で表せる効果 (コスト削減、収益改善)
※ビジネスとはお金
お金で価値を表現できないものは、どうしても弱くなる
成果をお金で表せるようにするべき
価値感を広げておく
考え方が柔軟な20代のうちに多くのものを自分の目で見て、
肌で触れておくこと
歳を取れば取るほど、制約は増えていく
海外旅行に行くにしても、結婚して子供がいる人の場合と、
独身の場合だと全然違う
▼ホテル、美容院、ファッションだと、
X)学生時代と同じ価格帯のもの
O)大人から人気があり、サービスのよい高級なもの”も”取り入れる
※高くても、客が金を出す質の高いサービスを理解する
出費はいたいが、将来的に本物が分かる大人になる為に必要
▼レストランだと
X)会社の同僚といく安くて早い居酒屋
O)たまには、高級な店でワインや夜景を楽しむ(食へこだわりをもつ)
▼趣味ならば、
X)学生時代からの同じものを続けていく
O)新しいものに挑戦する(新しいスポーツ、文科系の趣味、料理、演奏など)
※体育会系の人なら、文化系のものをやったりすると面白さが分かる
▼旅行だと、
X)JTBツアーの日本人だけの観光ツアー(準備無し)
O)自分で旅程を作る旅(言語や歴史、文化の前準備あり)
※出来れば、最低3年くらい、海外に住むことをおすすめ
(海外出向をすればお金も溜まるので是非勝ち取ることを勧める)
お金との付き合い方を理解しておく
大学に入ったくらいからは、お小遣い帳とは、さようならをしよう。
お小遣いとは、親から無償でもらうもの
そんなものは社会に出るとない、自分で稼がないと
▼お金の出入りを管理する
X)使ったお金を書き出すだけ
O)お金を使用する計画を事前にたてておいて、それを実績を比較する
※自分への投資にどれだけ、株などにどれだけ、趣味にどれだけ、
みたいな感じで事前に予算をふっておく
▼お金を稼ぐことの難しさを理解しておく(学生時代)
X)とにかく時給の高いアルバイトばかるする
O)いろいろなアルバイトをしておく
※社会を構成する為にいろいろな仕事があり、それぞれの価値に見合った給与がある
どんな仕事があって、それにどれくらい貰えるのか(社会的な価値があるのか)、
を理解しておく
実際にやってみると、より理解出来る(イメージと異なるものは多々ある)
将来の計画をたてておく
人生はぼーと過ごしているとあっという間に終わってしまう
受け身で過ごすと(人からの誘いにのってばかりだと)、自分が何をやりたいのか
分からないまま終わってしまう
自分の人生は、自分の責任
▼将来的にどんな暮らしをしていたいのかを考える
X)漠然とお金持ち
O)年収2500万くらいで、世界中とビジネスをしている
※具体的に数字や環境を入れて考えてみること
そうすると、それを実現する為に何をしないといけないかに繋がる
サラリーマンなのか起業なのか、政治家なのか
▼親や兄弟との関係
X)たまに実家に帰るだけ
O)腹を割った話をする
※親ほど自分のことを見てきた人間はいないし、
損得無しで考えてくれる人はいない(一部例外はいるが)
また、自分と基礎的な能力知は似ている
これほどのベンチマーク対象はないので、いろいろと話を聞いてみること
親とのよい関係は、必ず困った時にプラスになる
▼好きなだけでなく、パートナーと呼べる相手を見つける
X)一緒にいると楽しい
O)自分と物事に対する価値観が似ていて、相乗効果が生まれる相手
※一方が片方を支えるような構図はよくない
恋愛の時は見た目がかわいいとか、体の相性がいいとかで選ぶのはOKだが、
生活を共にするということは、金や資産を共有するということ
合理的に判断するべき
20代はいろいろと挑戦をしたい時期
その為、中途半端にいろいろとつまみ食いをしがち
今振り返ってみて、自分でやってよかったのは、毎日振り返りのノートをつけたこと
日記というほどのものではなく、どちらかというとメモ帳に近い
そこに将来の絵を書きながら、それに対しての進むべき道を自問自答していた
特に、自己分析は何度も実施した
自分の本能がしたいことと、自分の理性がしたいこと
この2つのバランスをとり、ベクトルを合わせていくことで、
大きな推進力が生まれる